スコットランド、独立問う新たな住民投票に向け手続き開始へ-首相

  • スコットランドはEU単一市場からの撤退に反対
  • 最新世論調査は独立巡り賛否拮抗を示唆

スコットランドのスタージョン行政府首相は13日、英国からの独立を問う2回目の住民投票実施に向けた法的手続きを開始すると表明した。英国は欧州連合(EU)離脱の交渉開始を準備している。

  国民投票でEU残留に投票したスコットランドは、英政府の離脱決定によって「極めて重大な岐路に立たされた」とスタージョン首相はエディンバラで記者団に語った。スコットランド行政府はメイ英政権との間で繰り返し妥協点を見つけようとしたが、「かたくなな強硬姿勢に直面した」という。

  これを受けて独立を問う住民投票実施を可能にする条項について、スコットランド議会の権限を認めるよう英政府に合意を求めるとスタージョン首相が述べた。実施時期は2018年秋ー19年春の間との見通しも示した。

  スコットランドは英国の他の地域がEU単一市場から撤退しても、単独でアクセスを維持したい姿勢を打ち出している。

  先週公表された世論調査結果によると、独立についてスコットランド住民の賛否は拮抗(きっこう)している。13日にヘラルド紙に掲載された結果は英国への残留支持が52%、独立が48%。14年9月の住民投票でスコットランドは55%対45%で残留を選んだ。

原題:Brexit Prompts Scots Independence Push Amid U.K. ‘Intransigence’(抜粋)

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