欧州中央銀行(ECB)が債券購入を終了させる前に利上げをするという観測が浮上している。

  ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)のフォワードスワップは2018年4月までに0.1ポイントの利上げを織り込んでいる。先月末には0.03ポイント未満だった。市場はECBが20年1月までにマイナス金利を脱するとの見通しも示唆している。

  ECBは債券購入を少なくとも17年末まで継続するとしている。ドラギ総裁は9日の記者会見で量的緩和終了より前に利上げをする可能性について臆測を避けた。ただ、ユーロ圏経済へのリスクが後退したとの認識を示したほか、金利が「現行またはそれ以下」にとどまるとの文言の削除について政策委員会が協議したことを明らかにした。

  政策委員会は債券購入終了前の利上げの可能性を協議したと事情に詳しい関係者が述べている。

ECB、QE終了前の利上げあり得るかどうかを協議-関係者

  • 備考:タンビール・サンデュ氏はブルームバーグのために執筆する金利・デリバティブ(金融派生商品)ストラテジストです。この記事の内容は同氏の見解であり、投資アドバイスを目的としたものではありません。

原題:Draghi Outlook Snaps Euro Interest-Rate Bears Out of Hibernation(抜粋)

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