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●日本株は小幅に3日続伸、内需セクター買われる-円安一服で輸出重し

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  東京株式相場は小幅ながら3営業日続伸。国内景気や企業業績の先行き改善期待が根強い中、電力や陸運、情報・通信、建設株のほか、アナリストが目標株価を上げたリクルートホールディングスを中心にサービス株など内需セクターが買われた。

  一方、米国の雇用統計は期待通りの好内容だったが、為替市場で円安が進まなかったことが嫌気され、機械など輸出株、鉄鋼など素材株の一角はさえず、相場全体の重しとなった。

  TOPIXの終値は前週末比3.39ポイント(0.2%)高の1577.40、日経平均株価は29円14銭(0.1%)高の1万9633円75銭。前週末に引き続き、ともに2015年12月7日以来の高値を更新。

  BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史・日本株式運用部長は、「米雇用統計はほどよく強い数字で、3月の利上げは確実」と指摘。きょうの日本株は、これまで軽んじられてきた内需株が上昇し、「循環物色が起こっている。日米とも主要株価指数の居所は変わっておらず、心配していない」と話した。

  東証1部の売買高は14億7180万株、売買代金は1兆7724億円で、代金は活況の目安となる2兆円割れ。

  東証1部33業種は電気・ガス、空運、陸運、情報・通信、建設、サービス、倉庫・運輸、化学など20業種が上昇。証券・商品先物取引や鉄鋼、海運、石油・石炭製品、鉱業、精密機器、機械など13業種は下落。売買代金上位では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を上げたリクルートホールディングスが高く、東芝やNTTドコモ、大和ハウス工業も買われた。半面、ホンダやSUMCO、T&Dホールディングス、gumi、ブイ・テクノロジーは安い。

●債券下落、20年入札やFOMC警戒で売り圧力-米利上げペース見極め

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  債券相場は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げペースの加速が示唆される可能性があるとの見方に加えて、20年債入札に対する警戒感から売り圧力がかかった。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前週末終値比4銭安の149円91銭で取引を開始した後、一時150円01銭まで上昇した。午後に入るとマイナスに転じ、結局は5銭安の149円90銭と、この日の安値で引けた。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「米国の利上げペースが上がるという警戒感もあるので、上値追いには慎重な姿勢になっている」とし、「20年債入札は利回り水準的にはそれなりに需要はあると思われるが、タイミング的にはいまひとつ」と指摘。「FOMCの結果を確認するまでは上値の重い状況が続く」とみている。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値から横ばいの0.085%で開始し、午後は0.5ベーシスポイント(bp)高い0.09%で推移している。

  日本銀行は午前の金融調節で残存期間「1年以下」と「5年超10年以下」の国債買い入れオペを実施した。買い入れ額は1年以下が700億円、5年超10年以下が4500億円と、ともに前回から据え置かれた。今週は15日に「1年超5年以下」と「10年超」の買いオペが予定されている。

●ドル114円後半、重要イベント控え持ち高調整-ユーロ1カ月ぶり高値

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台後半で推移。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが既に織り込み済みとなり、他の重要イベントも控える中、持ち高調整中心の動きとなった。

  午後3時33分現在のドル・円は前週末比0.2%安の114円61銭。午前に114円95銭までドル高・円安に振れた後は伸び悩み、午後の取引終盤には114円59銭まで水準を切り下げた。

  NBCフィナンシャルマーケッツアジアのデービッド・ルーディレクター(香港在勤)は、「ドル・円はFOMCを控えて動きづらい状況。短期的な市場のポジションはまだドルロング(買い建て)のもようで、利益確定の売りがドル・円の重しになっている」と説明。「115円台は売り意欲で重い。利食いの一巡という点では、114円30-40銭が一つのめどとなりそう」と述べた。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.3%高の1ユーロ=1.0703ドル。欧州中央銀行(ECB)当局者らの発言などを受けて追加緩和観測が後退したのを受けて、2月9日以来の1.07ドル台を回復した。ドラギECB総裁は13日、独フランクフルトで講演する予定。今週は14日にメルケル独首相とトランプ米大統領の首脳会談、15日にオランダ下院選挙なども控えている。

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