【個別銘柄】パイオニアやリクルトHが高い、GMOペイ売られる

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13日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  パイオニア(6773):前週末比4.7%高の244円。モルガン・スタンレーMUFG証券は投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に、目標株価を230円から300円に引き上げた。オランダのHERE社との提携範囲が拡大し、地図子会社インクリメントPの企業価値を株価が織り込む時期は近いと予想。2017年度の営業利益予想は133億円から91億円に減額したが、株価はすでに来期業績が中期経営計画から大幅に引き下げられることを織り込んだと判断した。

  リクルートホールディングス(6098):3%高の5840円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「オーバーウエート」を再強調し、目標株価を5270円から8220円に上げた。長期視点評価に変更し、今後5期間(17年3月期-21年3月期)のEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)の年平均成長率を21%と予想。海外展開を行う求人サイトindeedを中心にグローバル・マッチング・プラットフォーマーとして新たな収益増勢局面に入るとみる。また、AIなどを活用し社会問題を解決しながら新しい価値を創造する力と持続的成長力も評価した。

  東芝テック(6588):7.5%高の659円。親会社の東芝(6502)が東芝テック株売却の検討に入ったと13日付の日本経済新聞が報じた。売却探しなどの支援を求めるため助言会社を選定、台湾の鴻海精密工業や投資ファンドが関心を示しているもようという。同様に株式売却を検討のもようと報じられたニューフレアテクノロジー(6256)も4.8%高の7450円、芝浦メカトロニクス(6590)も5.8%高の308円。報道に対し13日午前に東芝は、株式売却を検討している事実はないと文書でコメントした。東芝は3.2%高。

  GMOペイメントゲートウェイ(3769):1000円(15%)安の5560円のストップ安。第三者による不正アクセスで、運営受託している東京都の都税クレジットカード支払サイトなどの情報が流出した可能性があると10日に発表した。野村証券は過去の事例を参考にするとお詫び金の相場は商品券などで一件当たり500-1000円で、今回の流出事件で費用は合計3億6000万-7億2000万円発生する可能性を指摘した。親会社であるGMOインターネット(9449)も4.8%安の1338円。

  日立国際電気(6756):2.8%安の2564円。クレディ・スイス証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に下げた。3DNAND投資や親会社による買収期待も株価に織り込まれた水準と指摘。中国スマートフォン生産リスクやそれにより想定される半導体在庫調整リスクなどから、短期的には株価調整リスクがあるとみる。

  関電工(1942):2.6%高の999円。17年3月期の期末配当予想を10円から12円に増額すると13日午後に発表。また、新経営計画策定し20年3月期営業利益は330億円目指す。

  カナモト(9678):10%高の3190円。16年11月-17年1月期営業利益は前年同期比10%増の44億9000万円だったと10日に発表した。主力の建設関連事業が底堅く推移した。

  丹青社(9743):10%高の890円。17年1月期の連結営業利益は前の期比22%増の39億2900万円だった、と10日に発表した。文化施設事業やチェーンストア事業の好調が全体の利益を押し上げた。18年1月期は前期比6.9%増の42億円を計画する。東京五輪に向けた諸施設建設、都市再開発案件の増加などが寄与するとみる。

  鳥貴族(3193):4.4%安の2327円。16年8月-17年1月期の営業利益は前年同期比13%減の5億9000万円だったと10日に発表した。従来計画の7億3600万円から下振れた。関東圏を中心に22店舗の新規出店を行うなど店舗数増加で売上高は23%伸びたが、販売・一般管理費の増加に加え、設立30周年の感謝キャンペーンを全店で行ったことも響いた。

  サクサホールディングス(6675):5.6%安の218円。17年3月期営業利益予想を従来の17億5000万円から9億円に下方修正した。従来の前期比9.2%増から一転、同44%減の見通し。アミューズメント市場での遊技機に対する設置規制に伴い対象機種の回収や撤去が実施され、設備投資低調で受注が減少した。

  エイチーム(3662):4%高の2384円。16年8月-17年1月期営業利益は前年同期比54%増の10億2200万円だったと10日に発表した。既存ゲーム「ユニゾンリーグ」などが好調でエンターテインメント事業が過去最高益を達成。

  ネクステージ(3186):5.3%安の2835円。東証2部への指定替え猶予期間入りとなったと10日に発表した。16年11月末時点の株主数が2000人を満たせなかったため。期間は16年12月1日から17年11月30日までで、株主数が2000人を超えた場合には解除される。

  イーブックイニシアティブジャパン(3658):150円(15%)高の1149円ストップ高。16年11月-17年1月期(第4四半期)売上高は前年同期比22%増の26億2000万円だったと10日に発表した。電子書籍事業のほか、紙・DVD販売などクロスメディア事業がともに伸びた。

  フリービット(3843):13%安の957円。16年5月-17年1月期純利益は前年同期比26%減の2億5200万円だったと10日に発表した。法人税等調整額増加などが響いた。

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