盗聴されたとのトランプ米大統領の主張、事実は近く明らかに-議員ら

  • 20日のFBI長官証言で問題に決着つけたい-シフ民主党議員
  • 大統領は証拠を示せなければ、主張撤回すべき-マケイン共和党議員

トランプ米大統領の電話をオバマ前大統領が盗聴していたというトランプ氏の主張について、共和党と民主党の議員らは12日、裏付けとなる証拠はこれまでに見つかっておらず、事実は近く明らかになると述べた。米ABCとAP通信によると、下院情報特別委員会は司法省に対し、13日までに同主張に関する証拠文書を提出するよう要請している。

  同委員会の民主党筆頭理事、アダム・シフ議員は、そうした証拠は見つからないだろうと述べ、そもそも存在すらしないのではないかとABC番組「ディス・ウィーク」で示唆した。同議員は、連邦捜査局(FBI)のコミー長官が委員会で証言をする3月20日にこの問題に決着をつけたい考えを示した。5日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、同長官は司法省に対し、トランプ氏の主張が誤りだとして正式に退けるよう要請している。

  ジョン・マケイン上院議員(共和)は、トランプ大統領に対し主張の裏付けを示すよう呼び掛け、できないなら誤りを認めるよう述べた。同議員は「大統領には2つの選択肢がある。主張を撤回するか、あるいは米国民が知るべき情報を提供するかだ」と、CNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で語った。

  上院情報特別委員会メンバーのトム・コットン議員(同)も、盗聴の「証拠は見ていない」とCBSの番組「フェイス・ザ・ネーション」で述べた。ただ、オバマ氏への謝罪をトランプ大統領に求めることは控えた。

原題:Truth of Trump’s Wiretap Claim Should Emerge Soon, Lawmakers Say(抜粋)

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