トランプ米大統領、マンハッタン連邦地検トップを罷免-辞任拒否後

  • バララ検事正、昨年11月は新政権下での留任要請に同意と発言
  • マンハッタン連邦地検の捜査対象に注目が集まる公算

トランプ米大統領は11日、マンハッタン連邦地検のプリート・バララ検事正を罷免した。セッションズ司法長官がこの前日、バララ氏を含めオバマ前政権が任命した検事46人の辞任を求めていたが、同検事正はこれを拒否していた。

  バララ検事正は11日、「私は辞任したのではない。少し前に更迭された」とツイッターに投稿した。

  昨年11月、バララ氏はセッションズ、トランプ両氏との会談後に、新政権下での留任を要請され、これに同意したと話していた。それが突然の罷免という展開を迎えたことで、両者の関係に変化が生じたのか、その場合はなぜかといった疑問が浮上する。

  2016年大統領選へのロシア干渉疑惑やトランプ氏側近のロシアへの接触などについての調査にバララ氏率いるマンハッタン連邦地検がどのような役割を果たしているのかは不明。同地検は、ドイツ銀行がロシアの顧客の資金国外持ち出しを助けた疑惑をめぐり捜査している。同行はトランプ氏の事業とつながりが深いことで知られる。

  バララ氏側の代理人は辞任拒否と更迭について、発言を控えた。ホワイトハウスは司法省にコメント対応を求めたが、同省はバララ氏がもはや検事正ではないとの事実確認以外はコメントを控えた。

原題:Trump Fires Wall Street Enforcer Bharara Who Refused to Quit (2)(抜粋)

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