S&Pグローバル・レーティングスによると、米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローンの貸倒率は1月、金融危機の余波が残っていた2010年以降で最高に達した。

  証券化された自動車ローンに関するS&Pのデータ(9日発表)によると、サブプライム自動車ローンの貸倒率は1月に9.1%と、前月の8.5%や前年同月の7.9%から上昇。2010年1月以降で最高となった。借り手がデフォルト(債務不履行)に陥った後の債権回収率が悪化したことが主な要因。

  貸付損失額の増大の背景の一つは、デフォルトした借り手からローン業者が回収した自動車の再販価値が低下していることだ。リース期間の終了で返還される自動車の増加により、中古車在庫が溢(あふ)れている。S&Pによれば1月のサブプライム自動車ローンの回収率は34.8%と、2010年以来最悪だった。

原題:U.S. Subprime Auto Loan Losses Reach Highest Level Since Crisis(抜粋)

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