米国株(10日):上昇、雇用統計受け順調な利上げ可能との見方

更新日時

10日の米株式相場は上昇。2月の雇用統計を受け、金融当局は順調な利上げが可能で、将来ペースの加速を迫られることはないとの見方が広がった。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の2372.60。週間では0.4%安と、7週ぶりの下げとなった。ダウ工業株30種平均はこの日44.79ドル(0.2%)上げて20902.98ドル。

  BFTインベストメント・マネジャーのマイケル・アフラロ最高投資責任者(CIO)はインタビューで、米国株は先を行き過ぎており、近く調整が起きる可能性があると分析。「世界的なマクロ経済情勢が堅調なことに疑いの余地はないが、株式市場、特に米国株市場は完璧といえる水準にある。状況を一新し、良いエントリーポイントを生み出すためには下落が必要だ」と指摘した。

  米労働省が10日発表した2月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比23万5000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は20万人増だった。前月は23万8000人増(速報値22万7000人増)に修正された。

  S&P500種の業種別11指数では公益や電気通信サービスが高い。一方で原油相場の下落を手掛かりにエネルギー株は値下がりした。

原題:U.S. Stocks Rise, Dollar Falls as Data Back Hike: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Stocks Advance as Jobs Report Shows Wages Improving(抜粋)
原題:U.S. Jobs, Pay Show Solid Gains in Trump’s First Full Month (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE