米国株:ほぼ変わらず、ヘルスケアが高い-不動産など値下がり

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9日の米株式相場はほぼ変わらず。S&P500種株価指数は小幅ながら4日ぶりに上げた。米国債利回りの上昇を受けて不動産株などが下げた一方、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言が相場を下支えした。ヘルスケア株が高い。

  不動産株は8営業日続落と、2013年8月以降で最長の連続安。配当利回りが高い不動産銘柄は、米国債利回りが上昇するとその魅力が損なわれる。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満上昇の2364.87。ダウ工業株30種平均は2.46ドル上げて20858.19ドル。

  S&P500種の業種別11指数では、ヘルスケア株の指数が0.6%高と最も上げた。金融株は0.3%高と、今週に入り初めて上昇。一時は0.8%高となった。

  一方で公益は0.2%下落、不動産は1.3%下げた。米10年債利回りは9営業日連続上昇となった。

  ドラギECB総裁はこの日、ユーロ圏経済の循環的回復が勢いを増していることを認めた。

  市場では10日発表される2月の米雇用統計に注目が集まっている。8日発表された民間雇用者の統計では、増加幅が市場予想を上回った。

  今月に入り米金融政策当局者からタカ派寄りの発言が聞かれたことから、市場では来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ決定がほぼ確実視されている。

原題:U.S. Equities Mixed After Three-Day Slump as Health Care Gains (抜粋)
原題:Treasuries Slump Worsens Before Jobs as Oil Drops: Markets Wrap(抜粋)

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