米高級ブランド各社は欧州の同業他社から多少学ぶべき点があるかもしれないと、エグザーヌBNPパリバのアナリスト、ルカ・ソルカ氏は語る。

  欧州の高級ブランドが名高い排他性に固執しようとする一方で、米ブランドが持つディスカウント店舗はより多く、価格帯も低めだ。これが「急速なブーム到来と驚くべき衰退」という状況につながっているとソルカ氏はリポートで指摘。米ブランド各社は「クール」と見なされることで著しい成長とリターンを達成したが、その後は「ありふれていてやぼったい」という見方から財務メトリクスが打撃を受け、輝きを失っていると説明した。

  米ブランドの中で欧州勢の事業モデルに最も近いのはティファニーだ。同社は強力なブランド資産価値を持つ上、なお魅力的な買収標的で、米国で提案されている国境調整税の影響を受けることはないはずだとエグザーヌBNPは分析している。

  一方、コーチやマイケル・コース・ホールディングス、ラルフローレンについてはやや説得力に欠けているとしながらも、このうち最も興味深いのはコーチで、同社の新規資産取得計画が新たな成長をもたらし、主力ブランドの活性化につながる可能性があるとの見方を示した。

原題:Tiffany Stands Out for Exane as U.S. Luxury Battles to Stay Cool(抜粋)

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