9日の香港株式相場は下落。中国本土銘柄で構成するハンセン中国企業株(H株)指数が今年最大の下げとなった。米原油相場の大幅下落や消費者需要の弱さを示す統計が嫌気された。

  H株指数は前日比1.8%安の10095.79と、4日ぶりに下落。ハンセン指数は1.2%安と、1カ月ぶりの安値となった。

  中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は3.4%安と、昨年11月以来の大きな下げ。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は2.2%安。

  中国建設銀行(939 HK)は2.1%安と、昨年12月15日以来の大幅安。中国人民銀行(中央銀行)が金融セクターのリスク抑制の一環として、市中銀行の資本評価により厳格な手法を適用する計画だと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 

  本土市場では上海総合指数が0.7%安で引けた。中国国家統計局が発表した2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は市場予想を下回った。コメルツ銀行の周浩エコノミスト(シンガポール在勤)は「極めて軟調なCPIはまだ需要が弱いことを示している」とコメントした。

原題:China H-Shares in 2017’s Biggest Loss Amid Oil Slump, Bank Curbs(抜粋)

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