ボーイングの新型機計画に大口顧客ユナイテッドが納得-開発後押し

  • ボーイングの新型旅客機に対し、ユナイテッドは当初懐疑的だった
  • 25年に飛行開始の可能性-エア・リースのアドバーヘイジー氏

ボーイングが大西洋の両岸を結ぶ路線向けに新型旅客機の開発計画を進めている。この計画を吟味した米航空会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは早くも新型機を気に入った様子だ。

  ユナイテッドのアンドルー・レビー最高財務責任者(CFO)は7日、世界輸送航空機取引協会(ISTAT)の年次総会が開かれたサンディエゴでインタビューに応じ、「われわれがこれまで目の当たりにしたことは非常に興味深い」と説明。「ボーイングがこの新型機に着手することをわれわれは間違いなく望んでいる。ニーズがあると当社は考えている」と述べた。

  ボーイングがナローボディー機の737の最大モデルと787ドリームライナーの最小モデルの間にある製品ラインアップの穴を埋めるために数年をかけて開発計画を進めてきた新型機に対し、ユナイテッドは懐疑的な見方を示していた。

  ボーイングの大口顧客であるユナイテッドからの支持は、いわゆる「ミドル・オブ・マーケット」の旅客機ビジネスの立ち上げを後押しする可能性がある。この旅客機のコンセプトはまだ計画段階にすぎないが、ボーイングは座席数225-260人の設計で、製造コストを航空会社が支払っても良いと考える価格に見合う水準に抑えようとしている。

  エア・リースの共同創業者、ジョン・プルーガー最高経営責任者(CEO)は、正式に新型機を導入するボーイングのプロセスの第一歩に関し、「年内に決断が下されても驚かない」と話す。「若干早く、やや前のめりかもしれないが、そうなっても私は驚かない」と語った。

  エア・リースの共同創業者で、ボーイングとエアバスの商品戦略の策定に影響力を持つスティーブン・アドバーヘイジー氏は、恐らく797として知られるようになるボーイングの同ジェット機は2025年に飛行を始める可能性があると話した。

原題:Boeing ‘Paper Plane’ Wins Over Skeptic as United Takes Peek (1)(抜粋)

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