欧州中央銀行(ECB)が早ければ2018年半ばにも利上げするかもしれないという市場の予想は恐らく、先走りだ。

  ゴールドマン・サックス・グループはECBが中銀預金金利を引き上げるのは早くても「2019年の遅い時期」と予想する。モルガン・スタンレーは18年いっぱいの現状維持を見込み、バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチは資産購入プログラムの終了が先との見方だ。

  アナリストらは文言の変化に注目する。9日の声明で「金利が長期にわたり、資産購入プログラムの終了後もかなりの間、現行またはそれ以下の水準にとどまる」という文言が少しでも削除されれば、いわゆる量的緩和プログラムの終了前にも金利が引き上げられるとの観測を呼ぶかもしれないと、スフィア・サリムは氏らBofAメリルのストラテジストは3日のリポートに記している。

原題:ECB PREVIEW: Market Betting for 2018 Rate Rise Seen as Premature(抜粋)

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