英政府、成長率予想を上方修正-EU離脱準備期間の予算案発表

  • 2017年成長率予想2%、従来は1.4%見込む
  • 16-17会計年度の財政赤字見通しは517億ポンドに縮小

英政府は2017年の経済成長率予想を上方修正した。ハモンド財務相が欧州連合(EU)離脱の準備期間中の歳出について方向を示した。

  同相は8日の予算演説で、予算責任局(OBR)による最新の17年成長率見通しは2%だと明らかにした。昨年11月時点の予想は1.4%だった。国民投票でEU離脱を決める前の昨年3月時点の予想は2.2%。16-17会計年度の財政赤字は517億ポンド(約7兆1900億円)を見込む。昨年11月時点の見積もりは682億ポンド。

  ハモンド財務相によれば、OBRは18年の成長率を1.6%(従来見通し1.7%)、19年を1.7%(同2.1%)と予想している。

  同相は下院で、英国は「堅調な成長と記録的な雇用創出で評論家たちを困惑させ続けている。EU離脱交渉を開始するに当たり、この予算案は明るい未来に向けて英国の準備を整える計画を推進するものだ」と述べた。

  財務省は事前の発表で、生産性向上のために教育と技術訓練に資金を割り当てたほか、イノベーション創出に資金を追加する方針を明らかにしていた。

原題:U.K. Growth Forecast Is Raised as Hammond Sets Brexit Course(抜粋)

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