米アポロ、5月までに新設ファンドで200億ドル調達へ-関係者

更新日時
  • アポロの9本目の新設ファンドは昨年12月ごろに資金集めを開始
  • アポロは2016年にADTやアフターウォールなどの企業を相次ぎ買収

アポロ・グローバル・マネジメントは新たなグローバルバイアウトファンドで200億ドル(約2兆2800億円)を集めることを目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。金融危機以降で最大規模のバイアウトファンドとすることを視野に入れている。

  同関係者によると、アポロは同社9本目となる新設ファンドの資金集めを昨年12月ごろに開始しており、5月までに完了する可能性があるという。詳細が部外秘だとして匿名で語った。

  アポロの広報担当者はコメントを控えた。利回りを渇望する機関投資家や富裕層は、利益の出ているバイアウト案件から還元された資金の再投入を目指している。ベイン・アンド・カンパニーが先週公表したグローバル・プライベートエクイティ(PE、未公開株投資)リポートによると、PE会社は昨年5890億ドルを集めた。2015年に比べて2%減ったものの、年間調達額は13年以降5000億ドルを超える水準が続いている。

  創業者のレオン・ブラック氏とジョシュ・ハリス氏、マーク・ローワン氏が率いるアポロが資金調達市場に戻るのは、8本目のファンドで184億ドルを集めた3年前以来。アポロはその資金を使って昨年、ADTやフレッシュ・マーケット、ダイアモンド・リゾーツ・インターナショナル、アウターウォールなどの企業を相次ぎ買収した。昨年第4四半期の収益報告書によると、同社の8本目のファンドは昨年末時点の年間リターンが手数料支払い後でプラス13%だった。

  アポロの新設ファンドは、07年にブラックストーン・グループが集めた217億ドルを上回れば、PE会社によるバイアウトファンドの資金調達としては最大規模となる。

原題:Apollo Said to Seek $20 Billion by May for New Buyout Fund (1)(抜粋)

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