控えめなシティCFO、トレーディング「2桁台前半」の伸びを予想

  • 経営陣はここ数四半期、トレーディングの伸びで控えめな予想示す
  • CFOは投資銀行事業の収入について前年同期比で増加を予想

米銀シティグループのジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は、1-3月(第1四半期)のトレーディング収入について、前年同期比で「2桁台前半」のペースで伸びていると述べた。ただ同CFOの過去の予想と実績の比較を見ると、投資家はより楽観的になれるかもしれない。

  ガースパッチCFOは昨年10-12月(第4四半期)の最後の数週間に、同四半期のトレーディング収入が約20%増になるとの予想を示していたが、実際には31%増加した。また同年7-9月(第3四半期)について同CFOは、「1桁台半ば」の伸び率になるとの見通しを示していたが、実際には16%増だった。さらにその前の四半期では、トレーディング・投資銀行収入の合計が17%増加した。ガースパッチCFOの上司であるマイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)の予想では、「若干の伸び」だった。

  ウォール街金融機関の経営者にとって、トレーディングの状況を予想するのは四半期最後の数週間であっても困難だ。価格や顧客の行動というのは、世界的な危機や中央銀行による予想外の政策決定、さらには大統領のツイートにも突然反応し、大きく変動し得る。一方で投資銀行事業の収入は、より確実な予想がしやすい。企業の取引や証券発行は長期にわたる計画の結果だからだ。

  ガースパッチCFOは7日、ニューヨークでの投資家会議で、こうした事業の収入は前期比横ばいになるとの予想を示した。これは前年同期比では増加を意味する。

原題:Citigroup CFO, a Master of Restraint, Predicts Trading Up a Bit(抜粋)

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