小池知事:都議会の過半数女性に、7月選挙へ意欲-インタビュー

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  • できるだけ多くの女性議員が選ばれれば、東京は間違いなく変わる
  • 都議会選より先のことは考える暇がない-「ポスト安倍」について

小池都知事

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

東京都初の女性知事は変革をスピードアップさせるため、意欲的な目標を掲げた。7月の都議会選挙で女性の過半数議席獲得を目指す。

  「巨大都市の知事として、議会の過半数を女性に占めてもらえれば良いと思う。そうなれば大きな変化だ」と小池百合子都知事(64)は今週、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに英語で応じた。「都議会でできるだけ多くの女性議員が選ばれることは、間違いなく東京を変える」と述べた。

  小池知事はまた、都は過去に見られるようなインフラ建設を増やす方針よりも、高齢化社会に備えることに軸足を移す必要があるとも指摘した。

  防衛相を務めた経歴を持つ小池氏は、2016年の都知事選挙で圧倒的な勝利を収めた。地域政党「都民ファーストの会」を実質率いる傍ら、同氏は夏の都議会選挙に向けて候補者擁立をもくろんでいる。定数127人の都議会では、女性は現在25人。

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  安倍晋三首相が率いる自民党に籍を置き、これまでに閣僚や党の要職を務めた経験もある小池氏だが、昨年の都知事選では党の推薦を得なかった。安倍首相は民間管理職の女性比率を2020年までに30%に引き上げる目標を掲げているが、20人の閣僚のうち女性は3人しかいない。

  小池氏が都知事選に勝利した背景には、20年東京オリンピックの支出削減と、築地の中央卸売市場を土壌汚染が懸念される豊洲に移転する決定への批判があった。

  日本経済新聞が今週発表した世論調査結果によると、次期総選挙後の「ポスト安倍」に最もふさわしいのは安倍晋三首相で、2位が小泉進次郎氏、小池氏は3位だった。小池氏自身はしかし、夏の都議会選より先のことは考える暇がないと言う。

  「女性の力とエネルギー、知恵を活用することで社会は豊かになる」と小池氏。「日本もこれを理解はしている。しかし他国ほどその決意が強くないのだろう」と述べた。

原題:Tokyo Governor Seeks Female Majority in Capital’s Assembly

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