貨物輸送の米CSXは6日、鉄道輸送のベテラン経営者ハンター・ハリソン氏を最高経営責任者(CEO)に迎えると発表した。即日就任する。北米の鉄道輸送会社で最も効率が低いCSXの業績改善を同氏に委ねる。

  発表資料によると、ハリソン氏が求めている前職で得られなかった報酬分8400万ドル(約95億8000万円)と関連する税の肩代わりが2017年の年次株主総会で認められなかった場合、同氏は辞任する。CSXの取締役会にはハリソン氏のほか、同氏の盟友でアクティビストファンドのマントル・リッジ設立者ポール・ヒラル氏ら4人が加わる見通し。

  ハリソン氏(72)はカナディアン・パシフィック鉄道カナディアン・ナショナル鉄道、イリノイ・セントラルで経営トップを務めた。カナディアン・パシフィックではコスト削減やサービスの迅速化で業績を好転させ、カナディアン・ナショナルやイリノイ・セントラルでも経営手腕を発揮した。

  CSXのマイク・ウォードCEOは即日退任し、同社のコンサルタントに就く。ウォード氏が兼務していた会長職はエドワード・ケリー氏が務め、ヒラル氏は副会長となる予定。CSXの広報担当者、ゲーリー・シーズ氏は、年次株主総会の日程はまだ決まっていないが、例年は5月に開かれると述べた。

原題:CSX Names Harrison CEO, Warns He’ll Exit Unless Paid $84 Million(抜粋)

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