KKRは、北米に投資する新たなプライベートエクイティ(PE、未公開株)ファンド向けに139億ドル(約1兆6000億円)を集めた。北米を中心に投資する買収ファンドの調達額としては過去最大規模となる。

  6日の発表資料によると、同社は出資に同意した投資家から最大125億ドルを集め、自社のバランスシートと社員の資金から14億ドルを拠出した。北米を中心に投資する同社のファンドとしては12番目となり、従来型の買収や成長投資のほか、少数株式や公開企業への足掛かりとなるポジションの取得を目指す。

  大手PE投資会社の資金調達ペースが鈍る兆しは表れていない。シルバーレイクが5つ目の主力ファンド向けに125億ドルの調達を目指していると事情に詳しい関係者が昨年12月に明らかにした。アポロ・グローバル・マネジメントは次のグローバルPEファンド向けにコミットメント募集を開始。同ファンドは現行の184億ドルの資金プールと同等かそれ以上の規模になると見込まれている。一方、カーライル・グループの複数の幹部も2016-19年にさまざまなファンド向けに計1000億ドルを集める計画を明らかにした。

  アレックス・ナバブ氏率いるKKRの北米PEチームは、11-14年に11番目のファンド向けに90億ドルを調達。同社の届け出によると、昨年末時点の評価額はコストの1.4倍で、手数料を引いた後の年間リターンはプラス18%だった。

原題:KKR Gets Record $13.9 Billion for North American Buyout Fund (1)(抜粋)

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