中国は石炭業界の改革に向けた取り組みを拡大する。環境対策と過剰生産能力の削減を進める中で、より小規模で大気汚染を引き起こしやすい発電所を閉鎖する。

  李克強首相は5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)での政府活動報告で、石炭火力発電プロジェクト5000万キロワット相当を停止ないし延期、削減すると表明した。これは2015年時点の中国の石炭火力発電能力全体の約6%に当たる。中国は5カ年計画で旧式の石炭生産能力を20年までに年8億トン削減する方針を示しており、李首相が表明した目標はその一環だ。

  国家発展改革委員会(発改委)の寧吉喆副主任は6日、「汚染を引き起こしている小規模の石炭火力発電所が新たな削減対象の中心になる」と説明。「中国の1人当たり発電能力は先進国に大きく引き離されているが、わが国の現在の発展ペースに基づけば過剰だ」と述べた。

原題:China Takes Another Swing at Coal With Power Plant Reductions(抜粋)

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