エクソンモービルはテキサス、ルイジアナ両州の化学製品・燃料製造施設の拡張で2022年末までに200億ドル(約2兆3000億円)を投資する計画だ。米国内のシェールオイルと天然ガスを利用して、アジアの拡大する消費者市場向け製品を増産する。

  エクソンのダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は6日、テキサス州ヒューストンで開催された「CERAウイーク」エネルギー会議の講演テキストで、同社は数十年間にわたり、プラスティックや工業用化学製品、モーター用燃料の新たな製造プラントを中東や東アジアといった原料供給源や消費者市場の近くに開設してきたが、シェールブームの中で再び母国である米国内に建設投資を戻しつつあると説明した。

  エクソンの新投資計画は、米企業に国内雇用拡大への寄与を求めるトランプ米大統領の呼び掛けに応じたものだが、発表後すぐにホワイトハウスは同計画を称賛する大統領声明を公表。「これはまさしく、米労働者を職場に戻すことに資する投資、経済の開発、雇用創出だ」と大統領は評価した。

  ウッズCEOはメキシコ湾岸の化学・精製・液化天然ガス(LNG)関連の11の新プロジェクトで4万5000人の雇用が創出され、その多くは年間報酬が平均10万ドルの高級職になるだろうと語った。

  ウッズCEOは2013年に始まったこうした投資は、少なくとも2022年いっぱいまで続くと述べた。同CEOは、国務長官に就くためエクソンを去ったレックス・ティラーソン前CEOの後任。

原題:Exxon Sees $20 Billion in ‘Export Machines’ to Tap Shale (2)(抜粋)

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