ホワイトハウスのスパイサー報道官は6日、オバマ前米大統領が昨年の大統領選中にドナルド・トランプ氏の監視を命じたと主張する現大統領の主張について説明を拒否した。

  スパイサー報道官はトランプ氏が個人的に証拠を見たのかどうかや、バノン首席戦略官がかつて運営していた保守系ウェブサイト、ブライトバート・ニュースの記事やラジオ放送を全面的に根拠にして非難したのかどうかには言及しなかった。また、前大統領が法律に違反したとトランプ氏が糾弾しているのかについてもコメントせず、根拠のない主張について議会に要請した調査の結果をトランプ氏が受け入れるかどうかにも触れなかった。

  同報道官はトランプ大統領が投稿した「ツイートに任せる」と述べるにとどめた。同報道官は、疑惑を裏付ける証拠を提示しなかったものの、トランプ氏の主張について「何かが起きたことに疑問の余地はない」と指摘し、「問題はそれが監視か盗聴か、何かそういうものだということだ」と付け加えた。

  オバマ氏の広報担当は疑惑を否定する声明を発表し、前大統領は米国市民の監視を命じたことは決してないと説明。クラッパー前国家情報長官も週末に、疑惑を否定した。

原題:White House Refuses to Explain Trump’s Claim of Obama Wiretaps(抜粋)

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