NY外為:ドル指数高い、社債発行で米国債利回りが上昇

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6日のニューヨーク外国為替市場でドル指数が上昇。社債発行が相次ぎ米国債利回りが押し上げられた。

  この日の為替取引は薄商いだった。米国に利上げ観測がある一方、ユーロ圏の政局不透明感、さらに米財政刺激策の時期や内容に関する情報不足の中で主要通貨取引の均衡水準を模索する動きとなった。

  市場参加者の関心は主に10日に発表される2月の米雇用統計に集まっている。週内に行われる欧州中央銀行(ECB)の定例政策委員会も量的緩和(QE)の見通しを見極める上で注目されている。

  ニューヨーク午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.2%上昇。ドルは対円で0.1%下げて1ドル=113円89銭。対ユーロでは0.4%上昇して1ユーロ=1.0582ドル。

  トレーダーの間では限定的にドルに対するロングポジションが選好されている。特に対ユーロではドルロングが顕著だ。オランダで来週選挙が実施されるほか、仏大統領選挙の共和党候補指名でフィヨン元首相と争って敗れたジュペ元首相がフィヨン氏の代わりの候補として大統領選に出馬することはしないと表明したことから政治的な見通しが依然として不透明なのが背景だ。

  円トレーダーは年度末を控えて日本企業による海外利益の本国送金(レパトリエーション)の動きも警戒するとみられる。

原題:Dollar Reverses Drop as Corporate Issuance Pushes Yields Higher(抜粋)

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