6日の米株式相場は軟調。先週のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を受けて慎重な商いとなり、金融株などに売りが出た。イエレン議長は14-15日の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)について、金利引き上げが適切になる可能性が高いとの見方を示した。

  S&P500種株価指数は7.81ポイント(0.3%)下げて2375.31。ダウ工業株30種平均は51.37ドル(0.2%)安い20954.34ドルで引けた。

  S&P500種のセクター別では金融が下落。メットライフなどに売りが出た。一般消費財も安い。百貨店のメーシーズ、コールズが売られた。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は2.7%上昇。前営業日までは3日連続で下げていた。

  トレーダーが織り込んでいる3月利上げの確率は96%。つい2週間程前は40%だった。先週は借り入れコスト引き上げに積極的な発言が金融当局者から相次いだ。

  ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏はリポートで、「相場はいよいよ後退局面だと言えるかもしれない」と話す。「そうなっても世界の終わりではない。顕著な下落局面にはならないと思うからだ」と述べた。

  決算発表シーズンは終わりを迎えつつある。ブルームバーグがまとめたデータによると、発表済みのS&P500種企業の決算では約73%で利益が予想を上回り、半数強で売上高が予想より高かった。

原題:U.S. Stocks Slip Amid Caution Driven by Rate Hike Expectations(抜粋)

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