米スナップ株が初値割れ-アナリスト5人の「売り」判断で大幅安

更新日時
  • スナップ株をカバーするアナリスト7人の中で「買い」は無し
  • IPOが魅惑的であるほど大きく下落する公算大-ニーダム

写真・動画共有アプリのスナップチャットを運営する米スナップの株価は6日に大幅安となり、新規株式公開(IPO)後の初値24ドルを割り込んで終了した。アナリストがスナップのバリュエーション(株価評価)について見解を示し始めたことが背景にある。

  スナップは1日遅くにIPO価格を決定し、2日に株式上場。初日は公開価格比44%高となり、3日もさらに11%上昇した。だが6日までに、同社株をカバーするアナリスト7人のうち5人が「売り」、2人が「ホールド」の投資判断を示した。

  ブルームバーグのデータによると、「買い」判断のアナリストは1人もいない。スナップ株のIPOに関与した金融機関のアナリストは当面、投資判断を示すことができないため、同社株に関するアナリストの判断が全て出そろっているわけではない。

  スナップ株は6日、前週末比12%安の23.77ドルで終了。時価総額は約280億ドル(約3兆1900億円)。
  
  ニーダムのアナリスト、ローラ・マーティン氏は投資家向けリポートで「学術文献によると、企業のIPOが人目を引き魅惑的であればあるほど、IPOの日に過大評価される可能性が高く、公開後8四半期に利益予想やバリュエーションが大幅に下方修正される公算が大きくなる」と指摘。スナップの価値は1株当たり19-23ドルに近いだろうと記した。

Martin explains her concerns about Snap Inc.

(Source: Bloomberg)

原題:Snap Tumbles Below IPO Opening Price as Analysts Say Sell (1)(抜粋)

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