中国経済のファイナンス規模、今年はドイツGDP相当分増加-UBS

中国では今年も与信のエンジン音が引き続き鳴り響きそうで、同国の2017年の諸目標を基に試算すると、既に巨大に膨れ上がった経済全体のファイナンスにドイツの年間の国内総生産(GDP)とほぼ同等規模の資金が加わることになる。

  株式市場を通じた資金調達や約5兆元(約82兆5000億円)相当の地方債スワップ、そして12%のマネーサプライの伸び目標を加えると、UBSグループのアナリストらは中国経済全体のファイナンス規模が今年14.8%拡大するとみる。これは23兆元相当の増加を意味するという。

  UBSの中国経済調査責任者、汪涛氏(香港在勤)ら同行エコノミストらは「中国のレバレッジの伸びはペースこそ鈍化するものの、規模はそうでもない」とリポートに記述。「信用の伸びペースを依然強くしておきたい政府の意向や中国短期金融および債券市場で見られた最近の顕著な引き締めは、中国人民銀行が金融政策のバランスを取る上で直面する難しさを裏付けている」と付け加えた。

原題:China’s Credit Target Implies Adding Entire German GDP This Year(抜粋)

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