米中貿易摩擦の巻き添えを被るのは中国の市場だけではない。野村ホールディングスがこうみている。

  野村の調査によれば、中国の対米輸出で上位25業者の8割以上が本土以外の企業による所有。一部製造業の株式銘柄がリスク拡大に直面する一方で、輸出業者を所有する企業が各地に分散していることは、1980年代の日本ほど中国自体は脆弱でないことを意味している。当時は対米輸出で目立つ企業の大半が日本企業で、米政府はトランプ米大統領が現在示唆しているような措置を講じたと野村は説明している。

  野村の中国株リサーチ責任者、劉鳴鏑氏とアナリストのエリン・チャン氏は「米中間の貿易戦争は、台湾や韓国、米国に上場している株式にも等しく影響を与える可能性がある」と記し、今の中国を巡る状況は80年代の日本より「ずっと複雑」だと論じた。

原題:U.S. Trade War Hit Would Spread Beyond China Stocks, Nomura Says(抜粋)

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