電話盗聴されたとのトランプ氏の主張、前米国家情報長官は否定

  • クラッパー前長官はNBCの番組で疑惑を否定した
  • ホワイトハウスはオバマ前政権による盗聴疑惑で議会に調査要請

クラッパー前米国家情報長官は5日、オバマ前政権から昨年の大統領選中に電話を盗聴されたとトランプ大統領が主張したことについて、前政権による盗聴活動はなかったと明言した。

  クラッパー氏はNBC放送の番組「ミート・ザ・プレス」で、ニューヨークのトランプタワーでの電話盗聴を許可する令状の存在を肯定あるいは否定するのかと質問に対し、「私は否定できる」と述べた

  トランプ大統領は4日、オバマ前大統領の指示で2016年の大統領選「直前にトランプタワーで盗聴された」とツイッターで主張した。事情を知る関係者1人がブルームバーグに語ったところによると、トランプ氏はブライトバート・ニュースを含む保守系メディアの報道を信頼してこうした結論に至ったという。

  ホワイトハウスのスパイサー報道官は5日、議会に対し盗聴報道を調査するよう要請したが、その疑惑を裏付ける証拠は提示しなかった。民主党はこうした動きについて、トランプ陣営とロシアとの関係を巡って続けられている調査への関心をホワイトハウスがそらそうとしていると指摘した。

原題:Clapper Denies Trump Wiretapped as White House Demands Probe (3)(抜粋)

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