欧州株:下げ縮小、ルペン氏の支持低下で-週間では年初来最大の上昇

3日の欧州株式相場はほぼ変わらず。フランス大統領選挙の第1回投票についての世論調査で無所属のマクロン前経済相の支持率が初めてルペン国民戦線(FN)党首を上回り、同国株と銀行株が上昇。指標のストックス欧州600指数は下げ幅を縮小して引けた。

  ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の375.23で終了。一時は0.5%下げていた。フランスのCAC40指数は0.6%上げ、2015年8月以来の高値に達した。

  欧州市場の取引終了後に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演も注目されている。米当局者からは最近タカ派的な発言が相次ぎ、3月の利上げ観測が高まっている。こうした観測の恩恵を最も受けているのは銀行株で、今週のパフォーマンスは業種別指数の中で首位。ストックス600指数も週間ベースで年初来最大の上げを記録した。

  CMCマーケッツ(ロンドン)の市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、「米国が引き続き現在の相場を動かす主な原動力だ。期待の変化があり、利上げは多かれ少なかれ決まったようなものだ」と指摘した。

  金利先物動向によれば、米金融当局が3月15日に利上げを決定する確率は92%と、わずか1週間前の40%から上昇した。

原題:Europe Stocks Hold Steady to Cap Best Weekly Gain Since December(抜粋)

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