ドイツ銀:増資を含め戦略的選択肢を月内に検討へ-関係者

  • 監査役会が月半ばに会合し戦略検討
  • 新株発行や資産運用事業のIPOを検討

ドイツ銀行は今後数週間に、増資や資産運用部門の新規株式公開(IPO)を含めた戦略的選択肢を検討する計画だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者3人が匿名を条件に述べたところによると、監査役会は3月16、17両日に会合を開き、選択肢について協議する。新株発行はリテール子会社のポストバンクの再統合を決めた場合に圧力のかかる資本バッファーを拡充するのに役立つと、関係者らが述べた。

  ドイツ銀の時価総額は昨年9月26日からほぼ2倍になっている。問題証券の販売をめぐる米当局との合意の規模に安堵(あんど)したことや、ドナルド・トランプ氏の米大統領選挙勝利で銀行の見通しについての楽観が総じて高まったことがドイツ銀株の買いにつながった。ポストバンク売却はジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)の資本および収益強化計画の中核だったが、買い手を見つけられずにいる。

  ドイツ銀が新株を発行するか、資産運用部門の株式を公開するかはまだ決定されていないと関係者が述べた。関係者の1人によれば、監査役会メンバーの過半数はポストバンクを再統合すると同時に増資を実施する案を支持している。

  ドイツ銀の広報担当者はコメントを控えた。

 
原題:Deutsche Bank Said to Review Options This Month to Boost Capital(抜粋)

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