英ポンド、対ドルで6週ぶり安値-PMIで景気減速懸念が強まる

3日の外国為替市場でポンドがドルに対し6週間ぶり安値を付けた。経済指標で2月のサービス業の拡大ペースが5カ月ぶりの低水準だったことが明らかになり、英経済が1-3月(第1四半期)に減速した可能性が高まった。

  ポンドは主要通貨に対しほぼ全面安。対ドルでは6日続落し、メイ首相が単一市場へのアクセスを犠牲にして立法権の回復と移民制限を優先させる方針を示した1月17日以来の水準まで売り込まれる場面もあった。

  IHSマークイットがこの日発表した2月の英サービス業購買担当者指数(PMI)は53.3と、1月の54.5から低下。低下幅はエコノミストが予想した以上だった。総合PMIも予想に届かなかった。PMIは50が活動拡大・縮小の分かれ目。

  コメルツ銀行の為替ストラテジスト、トゥ・ラン・グエン氏は、「欧州連合(EU)離脱をめぐる不透明性に英経済はこれまで抵抗力を示してきたが、これが持続可能ではないとの投資家の懸念が強まった」とし、「これがポンドを圧迫しているのは明らかだ」と語った。

  ポンドはドルに対し前日比0.3%安の1.2228ドル。一時は1.2215ドルまで下落した。ユーロは対ポンドで0.7%高の0.8622ペンス。

原題:Pound Slumps to Six-Week Low on U.K. Services Slowdown (Correct)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE