ゴールドマン、倹約で細かい携帯料金支払いルール導入-10ドル単位

  • 新たなデータ通信や通話料金の払い戻し策を導入
  • 従来はブラックベリーを貸与し、全費用が会社持ちだった-バンカー

ゴールドマン・サックス・グループのバンカーは、雇用が削減されても賞与が厳しくても耐えてきた。すると、極端な倹約の矛先は愛用する携帯電話に向けられた。

  コスト削減や従業員をブラックベリーから個人携帯に移行させる動きの中で、ゴールドマンは全世界の従業員を対象にデータ使用と通話料金を払い戻す新たな措置の導入に踏み切った。ブルームバーグが内部文書で確認した。

  文書によると、電話料金のうち米国で支払われるデータ使用料は10ドル(約1100円)、英国では10ポンド(約1400円)、ドイツでは10ユーロ(約1200円)、香港では100香港ドル(約1500円)。電話使用料の払い戻しにも条件が付けられている。3月1日から導入が始まり、今後数カ月で全面的な適用となる。

  すでに新しい施策に、一部バンカーは当惑しているという。昼夜を問わず顧客に電話やメールで取引を指南したり仕事を聞いて回るのだから無理もない。内部情報ということで匿名を条件に取材に応じた。従来、ゴールドマンはブラックベリーを業務用に貸与し、費用は全て会社持ちだったと、バンカーの1人は述べた。以下が新しい施策のポイント。

キーボード型のブラックベリー

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
  • 通話を録音するよう要求された場合、業務用電話の使用を継続できる。
  • 出張の場合、国際データローミングとWiFiの費用は請求に基づき払い戻す。携帯電話の請求書のうち業務での通話も明細に含めれば払い戻し対象。ただしローミング料金が発生しないよう、WiFiを利用しての通話を推奨。
  • ゴールドマンは従業員が休暇やリーブ中も通話やメールのやりとりが必要になる可能性は認識しているものの、WiFi費用は支払わない。業務での通話の料金は明細に入れれば払い戻す。

原題:Goldman Irks Staff With Rules on Mobile Perks, $10 for Data (1)(抜粋)

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