米国株:反落、最近の上昇基調を見直し-銀行株や素材株に売り

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2日の米株式相場は反落。商品価格の下げに連れて素材株が下落した。主な株価指数を最高値に押し上げた最近の上昇基調を見直す動きも広がった。

  前日に2007年以来の高水準を付けた銀行株が、この日は下げの中心となった。

  S&P500種株価指数は前日比0.6%下落して2381.92で終了。ダウ工業株30種平均は112.58ドル(0.5%)安の21002.97ドルで終えた。

  S&P500種のセクター別では金融が1.5%下落し、1月17日以来の大幅安となった。資本財株は1%下落。

  素材は1.1%下げた。ブルームバーグ商品指数は1.5%低下。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は6%低下し、12を下回った。下げは2日連続。

  金利先物市場が織り込む3月利上げの確率は88%と、前週末の40%から上昇。数人の金融当局者が利上げに前向きな姿勢を示したことで、利上げ観測が強まった。

  CMCマーケッツ(ロンドン)のアナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、「米金融当局が選択の自由を確保しておきたければ、確率を60%に押し上げるだけで十分だったはずだ。このような短期間に期待をこれほど高めたからには、行動しなかった場合に当局の信頼性が深く傷つき、市場はかなり大きく反応するだろう」と述べた。

  ブルームバーグのまとめによれば、決算発表シーズンが終わりに近づく中、決算を既に発表したS&P500種採用銘柄の約73%で利益が予想を上回り、半分余りで売上高が予想を上回っている。
  
  売上高が予想を上回ったモンスター・ビバレッジは16%上昇。売上高見通しがアナリスト予想を上回った半導体メーカー、ブロードコムは2.9%高。

  朝方発表された先週の米週間失業保険申請件数は、約44年ぶりの低水準だった。

原題:U.S. Stocks Retreat From Highs After European Shares Close Mixed(抜粋)
Rate Bets Boost Dollar as Stocks Slip From Records: Markets Wrap(抜粋)

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