ヘッジファンドのプロローグ閉鎖へ、2016年の政治イベントで読み違え

  • 昨年成績はマイナス1.8%
  • 大口投資家が資金引き揚げ

7億7500万ドル(約890億円)規模のマクロヘッジファンド、プロローグ・キャピタルは成績不振と投資家の資金引き揚げを経て、閉鎖することになった。

  共同創業者のグレアム・ウォルシュ氏は1日、「昨年の滑り出しは好調だったが、大きな政治イベントで結果を読み違えた」と電子メールで説明。「大口投資家から1年間のコミットメントを得ようとしたがうまくいかなかった。不運なタイミングだが、最近のパフォーマンスに対する投資家の失望は十分に理解している」とコメントした。

  コネティカット州グリニッチを本拠とするプロローグは、ロンドンとフロリダ州マイアミにも拠点を持つ。RBSグリニッチ・キャピタルで同僚だったウォルシュ氏とデービッド・ロフトハウス氏が2005年に共同で設立した。

  発表資料によれば、マクロ経済見通しに基づき国債と通貨を中心に投資するプロローグの16年の成績はマイナス1.8%。その前の3年間はほぼ変わらずだった。絶頂期だった08、09年には19%と12%の高リターンをあげていた。  

原題:Hedge Fund Prologue to Close After Political Bets Misfire (2)(抜粋)

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