米生命保険会社プルデンシャル・ファイナンシャル傘下で1兆ドル(約114兆円)を運用するPGIMは、一部大都市の商業用不動産への投資を減らしている。競争激化で価格が上昇した市場に警戒感を抱いている。

  PGIMのデービッド・ハント最高経営責任者(CEO)は1日、シティグループ主催の会議で、「こういう熱い需要が見られるときは首をかしげてみて、『どの段階で行き過ぎになるのだろう』と自問する必要がある」と語った。「一部の大都市の物件を選択的に売っている。ニューヨークとロンドン、サンフランシスコでは売り越しだ」と述べた。

  ニューヨークのマンハッタンでは、貸し主が建設ラッシュ後の賃貸料値下がりに直面している。債券低利回り時代にリターンを求める投資家が、商業用不動産投資の原動力になってきたと同CEOは説明。

  ドイツのミュンヘンや米テキサス州オースティンなどには「積極的」に投資しており、「準大手クラスの都市の多くを選好している」と話した。

 
原題:This $1 Trillion Manager Is Paring NYC, London Property Bets (1)(抜粋)

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