日本の投資家メキシコへ、「アミーゴ・ファンド」の利回りが呼んでいる

  • 大和住銀のメキシコ債ファンドの資産は2月に13%増加
  • トランプ氏勝利受けたペソ安で割安感

利回りを求める日本の投資家がメキシコに向かいつつある。通貨ペソがかつてないほど安くなっていることで、メキシコ債の妙味が増した。

  大和住銀投信投資顧問のウェブサイトによると、同社の2種類のメキシコ債ファンドは2月に運用資産が約13%増え412億円に達した。1月31日までの6カ月には81億円が純流入した。ドナルド・トランプ氏の大統領選挙勝利後の売りでペソが下落したため、日本の投資家は割安感を抱いていると、外国債券運用グループの池沢賢一郎ファンドマネジャーが述べた。

  新興市場投資では最悪の時期こそがポジションを積み上げる好機だと同氏は説明。この戦略がブラジルと南アフリカ共和国で成功した投資家が次を物色していると語った。

  「アミーゴ」という愛称の大和のメキシコ債ファンドはメキシコ国債にのみ投資。同社によれば、ペソが1月の安値から持ち直したため、過去1カ月に4.9%のリターンを上げた。ブルームバーグ・メキシコ・ローカル・ソブリン債指数は先月1%上昇だった。

原題:Yield-Hungry Japanese Hitch Ride on Mexican Peso Roller Coaster(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE