国内市況の指標はここをクリックしてご覧下さい。過去の国内市況の記事はこちらです。

●日本株3日続伸、TOPIXは昨年来高値-米金利高で金融、素材上げ

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は3日続伸し、TOPIXは昨年来高値を更新した。米国の早期利上げ観測の高まりで銀行や保険など金融株が買われ、米景況感の改善やインフラ投資期待、為替の円安進行を手掛かりに電機や機械など輸出株、非鉄金属や鉄鋼など素材株も高い。

  TOPIXの終値は前日比11.60ポイント(0.7%)高の1564.69、日経平均株価は171円26銭(0.9%)高の1万9564円80銭。TOPIXは2015年12月17日以来、およそ1年2カ月ぶりの高値となった。

  シティグループ・グローバル・マーケッツ・アジアの投資ストラテジスト、ケン・ペン氏(香港在勤)は「FRBはマーケットを利上げで驚かさないよう、準備をしている。利上げ確率が80%となった今、条件は整った」と指摘。前日の海外金融市場に影響を与えたトランプ米大統領の演説も、「詳細はなかったが、話し方は驚きだった。政策を実行するために動いてくるという自信を持つことができた」と言う。

  東証1部33業種は非鉄や証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、保険、その他金融、鉄鋼、銀行、機械、電機など29業種が上昇。その他製品、パルプ・紙、サービス、鉱業の4業種は下落。売買代金上位では、三菱UFJフィナンシャル・グループや第一生命ホールディングス、三井金属、東京エレクトロンが買われ、メリルリンチ日本証券が目標株価を上げたロームは急伸。半面、16年12月期の決算発表を再延期した昭和電工は大幅安。任天堂や楽天も下げた。

  東証1部の売買高は22億1038万株、売買代金は2兆5329億円。値上がり銘柄数は1457、値下がりは421。

●債券先物が上昇、10年入札無難通過で-日銀オペ警戒で超長期債は安い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券市場では先物相場が上昇。3月の米利上げ観測の強まりを背景に売りが先行した後、10年利付国債入札を波乱なく終えたことから買い優勢の展開となった。一方、超長期ゾーンは日本銀行が3日予定している国債買い入れオペで減額されるとの警戒感から軟調に推移した。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比10銭安の150円37銭で取引を開始し、一時は150円33銭と4営業日ぶりの安値を付けた。午後に入るとプラスに転じ、150円54銭まで上昇。結局4銭高の150円51銭で引けた。

  メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、10年債入札について、「無難な結果だった」とし、「10年に限って言えば、日銀が完全にコミットする姿勢を示しているので他のセクターに比べて買いやすさはある」と指摘。一方、「米国の3月利上げが急速に織り込まれてきたことで、全般的にやや買いづらくなっている面もある」と話した。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の345回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から0.5ベーシスポイント(bp)高い0.065%で寄り付き、一時は0.07%と2月24日以来の水準まで売られた。その後は0.065%に戻した。

  財務省がこの日に実施した10年利付国債(346回債、表面利率0.1%)の価格競争入札の結果は、最低落札価格が100円13銭と、市場予想の100円14銭をやや下回った。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.74倍と、前回の3.62倍を上回った。小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は4銭と前回の5銭から縮小した。

●ドル・円上昇、米早期利上げ期待で2週間ぶり高値-114円台前半

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半に上昇。ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事の発言を受けて米利上げが3月にも実施されるとの見方が強まり、2週間ぶりのドル高・円安水準を付けた。

  午後4時7分現在のドル・円相場は前日比0.4%高の114円19銭。朝方にブレイナードFRB理事の発言を受けて、114円16銭と2月16日以来の水準までドル高・円安が進んだ。その後114円台を割り込む場面もあったが、欧州時間にかけて114円21銭まで水準を切り上げた。

  ブレイナードFRB理事はハーバード大学でのイベントで、「前進が続くと想定すると、追加的な緩和を解除し、緩やかな道筋をたどり続けることがすぐに適切になりそうだ」と指摘した。米国時間の3日(日本時間4日未明)には、イエレンFRB議長とフィッシャーFRB副議長がそれぞれ講演を予定している。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)マーケッツ本部外国為替・コモディティー営業部長の吉利重毅氏は、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の中で最もハト派と目されているブレイナード理事が利上げに前向きな姿勢を示したことで、3月利上げも十分にあり得るという感じになってきた」と指摘。「イエレン議長、フィッシャー副議長が3月利上げに向けてどこまで踏み込んだ発言を行うかが焦点」と語った。ドル・円は「115円が視野に入っており、場合によってはイエレン、フィッシャー両氏の発言を待たずに115円を試す可能性もある」との見方を示した。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE