中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の郭樹清主席は2日、他の関係当局とのより緊密な協力や理財商品の拡大に伴うリスクの抑制に向けたルール策定を通じ、シャドーバンキング(影の銀行)を取り締まる方針を示した。

  郭主席(60)は就任後初めて臨んだ北京での記者会見で、「銀行や信託会社、ファンド運用会社、証券会社、保険会社がいずれも資産運用業務を抱えているにもかかわらず、監督当局は異なり、異なったルールに縛られているため、若干の混乱がある」と指摘。「われわれは各社が順守できる基準を設けるため、共通の規制に向けて取り組んでいる」と述べた。

  会見に同席した銀監会の曹宇副主席は、共通のルールに加え、銀行の理財商品を対象とする別の規制も策定中だと表明。銀行の預金利息よりも高いリターンを約束し、多くの投資家からリスクフリーの貯蓄と見なされている理財商品の残高は、昨年末時点で29兆1000億元(約481兆7000億円)に拡大したと明らかにした。

原題:China’s New Bank Watchdog Vows to Crack Down on Shadow Lending(抜粋)

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