トランプ氏演説受け、米医薬アミカスの株価急騰-希少疾患の薬開発

  • アミカスはポンペ病などの希少疾患の治療薬開発を手掛ける
  • 1日の米市場で株価は一時20%上昇-終値は17%高

トランプ米大統領は1回のツイートで企業に打撃を与えることもできるが、1回の演説で一企業の株価を急騰させることもできる。米バイオ医薬品メーカー、アミカス・セラピューティクスの株主は1日にそれを学んだ。

  トランプ大統領は2月28日の上下両院合同本会議での演説で、アミカスの最高経営責任者(CEO)の娘に言及した。同社は希少疾患の実験薬を手掛け、米食品医薬品局(FDA)の認可取得を目指している。FDAはより多くのデータを収集するよう同社に求めている。

  1日のニューヨーク株式市場でアミカスの株価は一時、前日比20%上昇し、17%高で引けた。

  トランプ大統領は演説で「希少疾患から回復したミーガン・クローリーさんがこの場にいる」と紹介。大統領によると、ミーガンさんがポンペ病と診断されたことを受けて、父親のジョン・クローリー氏はこの病気などの治療薬を開発するアミカスを設立した。

  同大統領は「時間がかかり煩わしいFDAの認可プロセスが、ミーガンさんの命を救ったような進歩、あまりに多くの進歩の成果を、それを必要とする人に届けるのを妨げている」と述べ、認可ペースを速めるよう訴えた。

原題:Amicus Surges After Trump Features CEO’s Daughter in Address(抜粋)

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