メキシコ中銀、FRBとのスワップライン検討と関係者-総裁は否定

  • 中銀は国債下支えのため金利スワップ入札も検討-関係者
  • カルステンス総裁はスワップラインを検討せず関心もないと指摘

メキシコ中央銀行は、通貨ペソのボラティリティ(変動性)が急上昇した場合に取引の流動性を確保するため、米連邦準備制度理事会(FRB)にスワップライン設定を要請することを検討している。協議に詳しい関係者3人が明らかにした。メキシコ中銀のカルステンス総裁はこれを否定した。

  公に発言する権限がないとして匿名を条件に語った同関係者によると、他の流動性措置も検討されている。メキシコ中銀が先週、一連の為替ヘッジを発表した後、1月11日に過去最安値を付けていたペソは上昇した。別の関係者によると、将来的にメキシコがペソ建て国債の下支えが必要となる場合に備え、金利スワップ入札の準備も進められている。

  1日のメキシコのインフレ報告発表の際、FRBとのスワップラインの可能性を認めるかそれとも否定するかとのブルームバーグ・ニュースの質問に対し、カルステンス総裁はメキシコ中銀がそれを検討しておらず、関心もないと答えた。同総裁は2月27日に米ワシントンを訪問し、国際金融情勢やメキシコ中銀の最近の行動をめぐる定期的な対話の一環として、イエレンFRB議長と会談したと説明した。

原題:Mexico Said to Consider Fed Swap Line; Carstens Denies It (4)(抜粋)

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