ミシュランで星を獲得したシェフ、オズバルド・フォリーノ氏は2011年、シンガポールのビジネス街の中心部にレストランを開いた。シンガポールの株式トレーダーが昼休みを失ったのは、その数週間後だった。そのトレーダーらの昼休みが復活する可能性があり、フォリーノ氏は彼らの来店を楽しみにしている。

  シンガポール取引所(SGX)のオフィスから歩いて5分の場所にある自身の店「ノーメニュー」で、フォリーノ氏は「良いニュースだ」と語った。「多くのビジネスマンがここでランチを食べながら仕事の話をしたり、すぐ裏にオープンする店に行ったりできる」と述べた。同氏は現在、新しいカフェの開店準備を進めている。

  SGXは昼休み復活に関して一般から意見を募る見通しだ。以前は現地時間午後0時半-2時(日本時間同1時半-3時)に昼休みを設けていたが、取引拡大を図って11年に廃止した経緯がある。その年には東京証券取引所と香港取引所も昼休み短縮に踏み切った。

  昼休みが復活すれば、シンガポールのトレーダー約3400人は自分のデスクから離れて昼食を取れる時間が増えるとの期待が広がっている。

原題:Michelin-Star Chef Cheers Singapore Traders Lunching Again (3)(抜粋)

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