サウジの原油輸出、2月に再び減少-タンカー追跡データ

  • サウジの原油輸出減少、供給削減合意の実行を示唆
  • 輸出は昨年末以降で日量約100万バレル落ち込む

サウジアラビアの原油輸出が2月に減少し、同国が引き続き当初計画を上回る水準の減産を実施していることが示唆された。同国は石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国。

  ブルームバーグが集計したタンカー追跡データによると、世界最大の原油輸出国であるサウジの2月の原油輸出は日量704万バレルと、前月比で同12万6000バレル減少。サウジの統計と比較すると、輸出は昨年12月以降、日量約100万バレル減っている。

  2014年半ば以降、原油価格にとって下押し圧力となっていた世界の原油供給過剰の削減に向け、OPECは少なくとも半年間にわたり原油を減産することで合意したが、サウジはその先頭に立っている。今年1月の生産統計によれば、OPEC加盟国の減産順守率は約90%。ただ、減産に参加している非加盟11カ国の順守率は約50%にとどまっている。

原題:Saudi Arabia Oil Tanker Tracking Shows Another Slide in Exports(抜粋)

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