米ウェルズF:無断口座開設の被害者数、調査拡大で増加も-年次報告

  • 自行の技術が制裁対象の国や組織との取引に使用されていた
  • 財務省当局に警告し司法省の調査に協力している

顧客に無断で口座開設した不祥事を巡る問題の解決を目指す米銀ウェルズ・ファーゴは、さらに多くの被害者が判明する可能性があると投資家に警告した。また、同行の技術を他行が乱用して国際的な制裁措置に違反しているかどうかを米当局が調査していることも明らかにした。

  ウェルズ・ファーゴは年次報告書で、従業員が顧客に銀行口座や他の金融商品をどう売り込んだかについて調査を拡大し、対象期間を広げており、不適切な営業を識別する方法の改善に取り組んでいると説明。「この取り組みの結果、影響を受けた可能性のある顧客として特定される人数が増えることもあり得る」とした。

  また別件として、自行のソフトウエア・ツールを海外の銀行が米国の制裁対象の国や組織との取引で資金を融通するために使用していたことが発覚したと公表。同行は米財務省外国資産管理局(OFAC)に警告して司法省の調査に協力しているとし、これらの取引が同行の口座を経由したことはないようだとの見解も示した。  

原題:Wells Fargo Warns Review May Find More Bogus-Account Victims (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE