米ブラックロック:賞与を昨年カット、2011年以来初-関係者

  • 年間賞与を平均2-4%引き下げ
  • 業界全体で手数料引き下げの動きが収入を圧迫

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックは従業員に対する昨年の賞与を平均2-4%削り、2011年以降で初めてのカットに踏み切った。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  情報が非公開であることを理由に匿名で語った関係者によれば、2015年の賞与は全体で横ばいだった。業績に応じて個人やチームごとに異なったという。ブラックロックの広報担当、ファレル・デンビー氏は報酬に関するコメントを控えた。

  資金がアクティブ戦略の商品から割安なパッシブ型へと移る中で、資産運用業界にかかる圧力は高まっている。ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、ブラックロックの昨年の年間収入は2009年以来の落ち込みとなった。業績連動型の手数料が半分以上減ったためだ。

  グリニッジ・アソシエーツとジョンソン・アソシエーツは昨年12月公表したリポートで、利益縮小に伴い、従来型の資産運用会社で5-10%、ヘッジファンドでは最大15%賞与が削減される見込みだとしていた。

原題:BlackRock Said to Cut Employee Bonuses for First Time Since 2011(抜粋)

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