米個人消費支出:1月は予想下回る伸び、インフレ調整後では減少

1月の米個人消費支出(PCE)は前月比で増加したものの、市場予想を下回る伸びだった。価格上昇で消費者の財布のひもが固くなっていることが示唆された。インフレ調整後の個人消費は2009年以来で最大の落ち込みだった。

  商務省の発表によると、1月のPCEは0.2%増。昨年12月の0.5%増から伸びが減速した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.3%増。個人所得は0.4%増加した。市場予想は0.3%増。前月は0.3%の増加だった。

  ジェフリーズのエコノミスト、トム・サイモンズ氏は「昨年第4四半期の堅調に比べれば、今四半期は軟調なスタートだった」と述べ、「価格の上昇が消費を圧迫するだろう。インフレ加速の中で消費が拡大するほどには賃金は伸びていない」と続けた。

  PCE価格指数は前月比0.4%上昇。前年比では1.9%上昇。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比が0.3%上昇、前年比では1.7%上昇した。

  インフレ調整後の個人消費は0.3%減と、09年9月以来で最大の落ち込みだった。この時は1%減少していた。昨年12月の個人消費は0.3%増だった。

  インフレ調整後の可処分所得は0.2%減。前月は0.1%増だった。貯蓄率は5.5%と、前月の5.4%から上昇。賃金・給与は2カ月連続で0.4%増加した。

原題:U.S. Consumers Spend Less Than Forecast as Inflation Bites(抜粋)

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