ユーロ圏製造業:2月も活動拡大が続く-物価上昇の兆候強まる

  • 製造業PMIは55.4、1月は55.2
  • 企業の景況感は引き続き前向き-IHSマークイット

ユーロ圏では2月も製造業の活動が拡大した。生産が需要に追い付けない状況で、物価上昇圧力が醸成され始めている兆候がある。

  IHSマークイットが1日発表した2月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI)改定値は55.4。速報値の55.5から下方修正されたものの1月の55.2は上回り、6カ月連続の上昇となった。コモディティ価格の値上がりとユーロ安に伴うコスト高で、出荷価格は5年余りで最高の伸び。受注から出荷までの期間が延びているとも、マークイットは指摘した。

  マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏の製造業者は生産と受注の伸びがほぼ6年ぶりの高水準にあると報告しており、ますます好況が強まっている様子だ」とし、「需要が供給を上回り、多くの分野で売り手市場の展開となっている兆候も増している。これはコアのインフレ圧力が高まり始めていることを示唆するものだ」と分析した。

原題:Euro-Area Manufacturing Picks Up as Inflation Pressures Build(抜粋)

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