インテルサット債権者、交換価値の引き上げ要求か-ソフトバンク案件

衛星サービス会社インテルサットと、ソフトバンクグループが支援する米衛星通信ベンチャーのワンウェブの合併案が示され、インテルサットの社債保有者は社債交換で2億ドル(約226億円)余りの利益を得る見込みだ。しかし保有者はさらに多くを求める可能性を、同社債価格が示唆している。

  インテルサットの社債保有者には、新たに発行する社債と株式、現金の組み合わせとの交換が提案されている。提案に基づく交換価値は計約78億ドル相当で、社債の評価額は額面1ドル当たり平均74セントとなる。これは合併の可能性が報じられて社債価格が大幅上昇する前の2月24日時点の価格に約2億ドル上乗せされた水準。しかし交換対象となる社債の価格は28日に合併案が発表された後も上昇を続け、約85億ドル相当となった。

  このことは社債保有者に交換案を受け入れてもらうために、インテルサットは条件を引き上げる必要性がある可能性を示す。

  債券調査を手掛けるクレジットサイツのアナリスト、リンゼイ・ペイシア氏は「ソフトバンクは手の内を明らかにした。インテルサットの社債保有者はより良い案を示すことを求めているように思える」と述べた。

原題:Intelsat Creditors Signal Exchange Offer Needs Sweetening (1)(抜粋)

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