オーストラリアは昨年10-12月(第4四半期)に市場予想を上回る経済成長となった。家計の貯蓄率が2008年以来の低水準を記録し、支出が増えたことが成長率押し上げに寄与した。

  豪政府が1日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)は前期比1.1%増加。エコノミスト予想は0.8%増だった。前年同期比では2.4%増(市場予想2%増)。

  家計の貯蓄率は6.3%から5.2%に低下し、08年7ー9月(第3四半期)以来の低水準となった。家計支出は前期比0.9%増。
  
  豪ドルはシドニー時間午後0時21分(日本時間午前10時21分)現在、1豪ドル=0.7663米ドル。統計発表前は0.7645米ドルだった。

  家計支出は豪経済の半分余りを占めており、消費の回復および公共投資が10-12月期の成長を支えた。石炭・鉄鉱石価格の回復が続いて国民所得に思わぬ恩恵を与えており、豪経済は今年、豪中銀が目標とする3%成長を達成する見通しだ。

  キャピタル・エコノミクスの豪州・ニュージーランド担当チーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は、「国民所得の増加が実際の活動に波及しつつある」幾つかの兆候を今回の統計は示しており、それは「消費の伸び回復」に反映されていると指摘した。

原題:Aussie Economy Grows Faster Than Forecast as Consumers Spend (1)(抜粋)


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