中国は第2子をもうけた夫婦への助成金を検討している。2015年の一人っ子政策廃止後の出生率引き上げが目的だ。中国英字紙チャイナ・デーリーが28日報じた。

  チャイナ・デーリーによると、国家衛生計画出産委員会の王培安副主任が25日の会議で、より多くの人々に子供をもう一人持つよう促すため、中国政府は「出生の報奨と助成金」などの施策を検討していると話した。こうした措置が実際に採用されれば、共産党の計画出産に対するアプローチは、出産制限から出産の奨励へと根本的に転換することになる。

  全ての夫婦に子供2人をもうけることを認めたものの、経済成長の足かせとなる恐れがある傾向を反転させるには至っていない。限定的なベビーブームが起きても育児費用の増加が足を引っ張る可能性がある。チャイナ・デーリーによると、王副主任もこうした育児をめぐる状況が第2子をもうける決断を鈍らせる要因になっていると分析した。

  王副主任は、出産奨励策は中国全土で平等に適用すべきであり、簡単ではないだろうとも発言したとチャイナ・デーリーは伝えた。全ての当局間でコンセンサスや協力が必要になるため、衛生計画出産委員会だけではこうした計画に対処できないと語った。

原題:China Considering Financial Rewards to Encourage Second Children(抜粋)

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