中国のスマートフォンメーカー各社は端末の安さを生かし国内市場を制した。今は最新技術によって世界市場で大きな躍進を遂げたいと考えている。

  米アップルや韓国のサムスン電子と競い合う中国勢の中で、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は5年以内にこうした海外勢を抜き、世界スマホ市場のけん引役となると表明。オッポ(OPPO)は最先端のカメラテクノロジーを披露する場としてスペインのバルセロナで27日始まった携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」を選んだ。小米は今や自社内でマイクロチッププロセッサーを設計している。

  コンサルティング会社カナリスのアナリスト、チア・モ氏は「国内市場の競争がヒートアップする中で、中国の主力メーカーは海外市場に目を向けており、世界的に事業を拡大するための鍵となる新たな技術とイノベーションの先陣争いを繰り広げている」と述べた。

  世界がまだ中国のスマホブランドを受け入れていないのは確かだ。レノボ・グループ(聯想集団)や小米、オッポはアジアの一部では人気だが、アップルやサムスンが圧倒的に優勢な先進国市場での存在感は薄い。今週のMWCや中国で発表される携帯電話が、今後の業績を左右するかもしれない。

  チア氏は「サプライチェーンのコスト急増や小売り販売網をめぐる一段と厳しい争い中で、中国勢にとっては今年、テクノロジーのイノベーションが重要な焦点となるだろう」と指摘した。

原題:China’s Phonemakers Ready for Larger Stage After Triumph at Home(抜粋)

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